HDD を廃棄前に Windows PC で chiper コマンドを使用し完全消去する方法

先日、データが流出したみたいなニュースがありましたが そんなときのために事前に完全消去を行う方法の紹介です。 専用のデータ消去ソフトを使えば良いですが 購入したりインストールしたり面倒なことは行わず Windows 搭載のコマンドで簡単(?)に消去したい場合です。 コマンドを入力する上、誤ったドライブを対象にしてしまうと データ消失、復元不可と最悪な状態になるため 細心の注意を払って行ってください。 【用意するもの】 ・Windows パソコン ・SATA-USB 変換アダプタ(ケーブル)↓( Amazon )※アフィではないです。 【手順①】 完全消去したい HDD を上記 SATA-USB 変換ケーブルを使いPCに接続します。 ※単純にデータが保存されている領域だけ消去したい場合は手順⑤からでも OK 【手順②】 コマンドプロンプト(管理者)を実行し diskpart と入力しディスク管理モードにする list disk と入力し接続ディスク一覧を表示する (例) ディスク 0 オンライン 119GB・・・・ ディスク 1 オンライン 931GB・・・・ など表示されます。 ディスク 0 は、概ね現在稼動している Windows の HDD のため ディスク 1 以降を確認頂ければ大丈夫だと思います。(不要な USB 機器は外しておく) 元のハードディスクが 1TB(1000GB)だと、だいたい 931GB と表記されています。 【手順③】 select disk 1 と入力し disk 1 を選択 clean と入力し、ディスク1のディスク構成情報および情報を削除する。 【手順④】 create partition primary と入力し、すべてのボリュームを単一パーティションとして設定 format fs=ntfs quick と入力し、NTFS ファイルシステムでクイックフォーマットを実行 assign letter=Z と入力し、Z とドライブレターを割り当てる exit で、コマンドプロンプトに戻る。 【手順⑤】 Z ドライブのデータを消去したい場合 コマンドプロンプト...