Windows7 更新プログラムインストールに失敗 エラーコード:80092004【KB4516065】

2019年9月 配信の更新プログラム
Windows7 向けセキュリティマンスリー品質ロールアップ( KB4516065 )
が、エラーコード:80092004 でインストールに失敗する症状



【 テスト環境 】

・Windows7 SP1 クリーンインストール後の Windowsアップデート
・Windows7 SP1 メーカー製リカバリー後の Windowsアップデート
※2019年9月現在は、更新プログラムの確認に時間がかかる問題は解消されています。


【 発生状態 】

Windowsアップデートをある程度進めていくと発生
以下の2つの更新プログラムで失敗する。

KB4516065 - Windows7 向けセキュリティマンスリー品質ロールアップ
KB4493132 - Windows7 サポート終了通知用※あまり重要ではない

※おそらく、自動更新でサービススタックが降ってきていないため。

Microsoft は、最新の品質ロールアップをインストールする前に
「最新のサービススタック更新プログラムをインストールし再起動する」
ということが推奨している

とのことですが、上記の発生状態になってしまうと
(2019年9月時点)最新のサービススタック( KB4516655 )を
Microsoft Update カタログからダウンロードし
スタンドアローンでインストールするも失敗してしまう。

どっちつかずの状態に陥る。


【 解決方法 】

最新のサービススタック( KB4516655 )ではなく
一つ前のサービススタック更新プログラム( KB4490628 )を
Microsoft Update カタログからダウンロードし
スタンドアローンでインストールを実行し完了したら、再起動して
再度、WindowsUpdate からアップデートを行う。

そうすることにより
Windows7 向けセキュリティマンスリー品質ロールアップ( KB4516065 )
が、WindowsUpdateによりインストールできるようになる。

その後、新しい方のサービススタック( KB4516655 )が
WindowsUpdate の一覧にでてきますが、WindowsUpdateからは失敗します。

こちらもMicrosoft Update カタログから( KB4516655 )ダウンロードし
スタンドアローンでインストールすることにより正しくインストールできます。

以後、.NET関連の更新プログラムなど、でてくると思いますが
そちらは正常にインストールできるかと思われます。


※補足
Windows Defender Antivirus のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム
も失敗しますが、こちらは既存の問題のため以下の方法で解決してください。
わかる人は、下記参照
cd C:\Program Files\Windows Defender
MpCmdRun.exe -RemoveDefinitions -All
Windows Defenderより手動更新


発生条件は、Windows7 インストール、リカバリー直後や
おそらく長い間 WindowsUpdate されていない、PC なども発生する可能性あり。
上記、状態に遭遇したら試してみてください。

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