投稿

8月, 2018の投稿を表示しています

Ubuntu にて LVM ボリュームをマウントし、アクセス権がないデータにアクセスする方法

別機器から取り外した LVM ボリュームは そのまま Ubuntu などのディスク(ユーティリティ)では マウントすることができません。 なおかつ、マウントできたとしてもユーザーデータなどは アクセス権がかかっておりアクセスできません。 その場合の対処方法です。 例)Linux 系の PC が故障し、内蔵されているハードディスク LVMボリュームで作成された形式からのデータ復旧 1.Ubuntu がインストールされたPCを用意 2.LVM2 をインストール  端末(ターミナル)で以下のコマンドを実行 apt-get install -y lvm2 3.VG(ボリュームグループ名)を確認 pvscan  PV /dev/***2   VG VolGroup00   lvm2 [**.** GB / 0 free] 4.LV(ロジカルボリューム名)を確認 lvscan inactive '/dev/VolGroup00/LogVol00' [**.** GB] inherit inactive '/dev/VolGroup00/LogVol01' [**.** GB] inherit VolGroup00 に LogVol00 と LogVol01 があることを確認 5.LV(ロジカルボリューム)の属性を変更 lvchange --available y /dev/VolGroup00/LogVol00 /dev/VolGroup00/LogVol01 6.ディスク(ユーティリティ)を確認 ディスクデバイスの一覧に「ブロックデバイス」というのができているので そのブロックデバイスを選択すると、右側にボリュームが表示されます。 マウントさせたいボリュームを選択し三角のマウントボタンをクリックしマウント 7.root 権限で nautilus(ファイルマネージャー)を開く  同じく、端末(ターミナル)で sudo nautilus  で通常開きますが、エラーがでて開けない場合は  以下のコマンドを先に実行してください。 xhost si:localuser:root  こうすることで、ログアウトするまでは root

Windows Update 2018年8月 不具合 情報 まとめ

2018年7月度のWindows Update にあった .NET 系のアプリにてエラーが発生するという不具合の修正を含む 更新プログラムが配信されました。 ・Windows10 ver.1803 April 2018 Update KB4343909 (2018年8月15日配信) ・Windows10 ver.1709 Fall Creators Update KB4343897 (2018年8月15日配信) ・Windows10 ver.1703 Creators Update KB4343885 (2018年8月15日配信) ・Windows10 ver.1607 Anniversary Update KB4343887 (2018年8月15日配信) ・Windows10 ver.1507 TH1 KB4343892 (2018年8月15日配信)

User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。 ユーザー プロファイルを読み込めません。の対処法メモ

イメージ
一時プロファイルでログインや 他のユーザーでログインできる場合は ①に進んでください。 【 ログインできるユーザーが無い場合 】 Windowsインストールディスクから起動しコマンドプロンプトを実行 以下のコマンドを実行 ※F8セーフモードを有効(Windows8,8.1,10) bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy ※Administratorアカウントを有効 net user Administrator /active:yes を実施してから再起動し、Administratorでログイン 【 ①ユーザーアカウントのプロファイルを修正 】 レジストリエディタを起動 (Winキー+Rにてregedit と入力) 以下のレジストリを参照 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList S-1-5~で始まるキーを選択し 右側のエントリーに ProfileImagePath があることを確認し ダブルクリックを行うと、ユーザーアカウント名が表示されるので確認する 次に、対象のS-1-5~の名前を変更します。 例) S-1-5-***** S-1-5-*****.bak となる場合 S-1-5-***** → S-1-5-*****.ba と変更した後 S-1-5-*****.bak → S-1-5-***** と変更した後 S-1-5-*****.ba → S-1-5-*****.bak とする。 ※.bak を入れ替えるという意味。 入れ替えた後の S-1-5-***** をクリックし 右側の RefCount のエントリーをクリックし 0 と入力 右側の State のエントリーをクリックし 0 と入力 レジストリエディタ閉じて再起動を実施、解決されているか確認します。 参考ページ https://support.microsoft.com/ja-jp/help/947215/you-receive-a-the-user-profile-service-failed-the

Windows10 富士通 ログイン画面でパスワード入力画面が表示されない 対処方法

Windows10 富士通製のPCで ログイン画面にてパスワード入力画面が表示されない 今回のケースは、Avastインストール後に発生したトラブル セーフモードでは起動する 通常起動では、パスワード入力画面が表示されない。 ※シャットダウン時に稀に LogonUI.exe エラーが発生 過去の記事( こちら )と似たような症状の可能性あり 【原因】 OmniPass の不具合により LogonUI に問題発生し 正常にログイン処理が実行されない (セーフモードでは OmniPass 自体は無効のため起動すると推測) 【対処】 C:\Program Files\Softex\OmniPass フォルダをリネーム(例:OmniPass_old ) レジストリエディタにて以下のレジストリ値を削除 [ HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{940B1CC9-013F-468e-BBBF-4A975461F120} ] (念のため、エクスポート推奨) 再起動を行い、パスワード入力画面が表示されることを確認 リネームした OmniPass_old を OmniPass 戻し コントロールパネルからアンインストールを実施(途中エラーがでますが無視) 再起動を行い正常起動していればOK