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12月, 2017の投稿を表示しています

Windows ディスクの管理でボリュームの縮小ができない場合の対処法

Windows7 以降のディスクの管理からパーティションの縮小を実行した際 空き領域はあるのに、ある一定の領域よりサイズが縮まらない場合の対処法 (または、Acronis True Image などを使用してサイズを縮小しつつ クローンを取る場合エラーなどが発生する場合の対処としても有効です。) イベントログを確認すると 移動できなかったファイルがある場合もありますが 概ね以下の3つを実施することで縮小できると思います。 1.仮想メモリを無効にする  システムのプロパティ  ↓  詳細設定(タブ)  ↓  パフォーマンス [設定]  ↓  詳細設定(タブ)  ↓  仮想メモリ [変更]  ↓  すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する  のチェックをはずす  ↓  C: ボリュームラベル システム管理 を選択し  ページングファイルなし を選択し [設定] をクリック。  ※基本的には、縮小するボリュームを ”なし” に設定するだけでいいです。 2.システムの復元を無効にする  システムのプロパティ  ↓  システムの保護(タブ)  ↓  保護設定の欄にある ”保護”の欄が有効になっているドライブを選択  ↓  [構成] をクリック  ↓  すべての復元ポイントを削除します。 [削除] をクリック  ※復元ポイントがすべて削除されますので、注意が必要です。  ↓  システムの保護を無効にする を選択 [OK]  ↓  閉じる 3.デフラグを実施  コマンドプロンプ(管理者)を開く  ↓  以下コマンドを入力し、デフラグを実施する defrag C: /w ※Cドライブに対し、デフラグ(最適化)を実施、/w(サイズに関係なく実施オプション) 以上のことを実施し、再度ドライブの縮小を実施 使用容量ギリギリに小さくするのではなく、ある程度余裕を持たせて縮小する。 (※ Acronis True Image などを使用する場合は、Windowsで縮小せず  そのまま、ソフトでクローンをかけても問題ないと思われます。)

富士通 Windows10 logonui.exe アプリケーションエラーがでて起動しない

富士通製のPCのWindows10にアップグレードした後に LogonUI.exe アプリケーションエラーで正常に起動(ログインできない)場合 【 原因① 】 Softex OmniPass サービスが起動していない ・対処方法  1.Windows10 をセーフモードで起動します。(参考: 別記事 )  2.Windowsキー + R にて [ファイル名を指定して実行] を表示させる  3.msconfig と入力し、システム構成を起動させる  4.[サービス] タブをクリックします。  5.以下のサービスが無効になっていたら、チェックを入れ有効にする。 Softex OmniPass Service Softex OmniPass Cachedrv Service  6.[OK] をクリックし、再起動する。 【 原因② 】  Softex OmniPass アプリケーション自体の不具合の場合  有効になっていても、LogonUI.exe エラーが表示されて起動しない  Softex OmniPass service を有効にしても起動しない  上記の件もあるため Softex OmniPass service を無効にしても起動しない ・対処方法   起動時にSoftex OmniPass を読み込ませないように対処します。 1.原因①と同じように、セーフモードで起動します。 2.OmniPass フォルダをリネームする。  C:\Program Files\Softex\にある  OmniPass フォルダを   ↓  OmniPass_old にリネームする。 3.再起動する 4.ログインする 5.リネームしたフォルダ名を戻す。  C:\Program Files\Softex\OmniPass 6.プログラムのアンインストールにて OmniPass を削除する  ※削除時にエラーがでるかもしれませんが、そのまま続行する。 7.削除できたら再起動する。 以上 ※補足※ フォルダをリネームしても、起動してこない場合は以下のレジストリ

macOS 10.13 (High Sierra) インストール時に 「 APFS インストール用の Preboot ボリュームを作成できませんでした。」というエラーが表示される時の対象法

macOS 10.13 (High Sierra) から HFS+ フォーマット から APFS フォーマット に変更されています。 その為、インストール時にPrebootという専用パーティションが作成され そこが不具合に陥ると、ディスクユーティリティで システムボリューム( Macintosh HD )をフォーマットするだけでは 回避できないエラーがでるようになっています。 具体的には、インストールを進めていくと完了直前に 「 APFS インストール用の Preboot ボリュームを作成できませんでした。」 というエラーが表示され、リストアが正常に完了しません。 macOS 10.13 のディスクユーティリティでは Preboot ボリュームが表示されません。 その為、いくらボリュームを削除→作成を繰り返しても同じです。 Appleの公式コミュニティーでは SMCリセットとPRAMクリア後、インターネットリカバリーから起動して パーティションマップの再作成(MBR→GUID)を行えば インストール完了できるということです。 ただ、今回の症状としては、上記作業(パーティションマップの再作成)が エラーがでて行えない状態だったので、手詰まりになりました。 そこで試した方法です。 検証環境:MacbookPro 13" Late2012 ※SSD換装済み 1.macOS 10.13 (High Sierra)以外のUSBインストーラーから起動  ※今回は、macOS 10.12 (Sierra)を使用 2.ディスクユーティリティを開き、volumeを確認  パーティション(ボリューム)が複数でていることを確認します。  ・Preboot  ・Macintosh HD 3.上記2つのボリュームを削除します。 4.パーティション作成にて、1つのパーティションを”MBR”で作成 5.再度、パーティションを削除し、”GUID”でパーティションを作成 6.インターネットリカバリーで起動 7.ディスクユーティリティにて、”APFS”でフォーマット 8.macOS 10.13 インストール で、エラーが表示されず、セットアップ完了しました。 こちらも参照ください。