Windows10 ver.1903 (May 2019 Update) にアップデートできない intel RST 互換性問題について解決方法

Windows10のアップデートの問題である

Windows10 ver.1903 へのアップデートの際

Intel RST (Intel Rapid Storage Technology) ドライババージョンが

Ver.15.1.0.1002 から Ver.15.5.2.1053 までに非互換性の問題があり

アップデートをブロックしているため下記のような警告がでる。



内容は、最新版にアップデートしろというものだが

実際アップデートを行っても同じくブロックされることがある。

いくつかのサイトを探しても

Intel RST をアップデートをするかアンインストールするか などの選択しかない。

原因としては、最新版にアップデートをしても

アンインストールしてもドライバファイルがシステムのドライバーフォルダにあると

それを検出してブロックするようです。

アップデートしてもドライバーをロールバックできるように

前のバージョンが残ったまま

コントロールパネルから”Intel ラピッドストレージテクノロジー”を

削除しても、ソフトは消えてもドライバのみが残っている場合など。



【解決方法】


解決策としては、一番手っ取り早い方法は

”Intel ラピッドストレージテクノロジー”があれば一旦アンインストールする

デバイスマネージャーの該当のドライバーを右クリックしアンインストール

その際に

□ このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。

にチェックを入れる。

該当のドライバーは、デバイスマネージャーの

①「IDE ATA/ATAPI コントローラー」 もしくは

「記憶域コントローラー」 にある

①「IDE ATA/ATAPI コントローラー」 の場合は

Intel * Series Chipset Family SATA AHCI Controller になり

「記憶域コントローラー」の場合は未確認

削除した状態でアップデートを初めても、いけましたが

①の場合は「標準のSATA AHCI コントローラー」になっていれば OK かと

それでもダメなら、まだドライバーファイルが残っている可能性があるため

手動で削除、リネームなどの対処が必要かと思われる。

C:\Windows\System32\Drivers\iaStorA.sys

iaStorA.sys.old 等



同問題については8月半ばに修正されるようですが

それまでの回避策となるため、正式な対応がされてからアップデートの方が

良い場合もあります。

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