UBUNTUなどをインストールした際にできる GRUB を削除する方法

主に Ubuntu などの Linux OS をインストールした際に作成される
GRUB (主に Linux で使用される ブートローダー)






基本的には、ブート位置の修正で直ります。

Windowsインストールディスクからコマンドプロンプトを実行

bcdboot c:\Windows

で起動すると思います。

※上記でダメな場合は、システム領域(EFI\Microsoft\boot\BCDのある場所)
にドライブレターを割り当ててから(例:X:\)
bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s X: /f ALL
を実行する必要があるかもしれません


しかし BCD には Ubuntuの情報や
システム領域にファイルが残ったままになっています。

特に Windows を起動する上では、問題はありませんが
起動時にブート選択時に Ubuntu と表示されたままになります。

それらも削除する方法

1.Ubuntu の identifier を調べる

コマンドプロンプト(管理者)を起動

bcdedit /enum firmware

を実行し、ファームウェアアプリケーションにある
description が Ubuntu のものを探す。

2.Ubuntu の identifier {固有の英数字}をコピー

{ }を含み 選択しコピーする

3.削除するコマンドを実行する

bcdedit /delete {********-****-****-****-************}

{**~**}は上記でコピーしたもの

これでブート項目から Ubuntu を削除できました。


GRUB本体を削除する方法

1.システム領域にドライブレターを割り当てる

同じく、コマンドプロンプト(管理者)を起動
※以下はディスク0番、システム領域がボリューム1番でXドライブとしての例

lis dis

sel dis 0

lis vol 1

assign letter=x

exit

2.GRUBが格納されているフォルダを削除する

(※インストールした OS によりフォルダ場所や名称が変わります。)
今回は、X:\EFI\Ubuntu

上記の続きで以下のコマンド

cd /d x:

cd efi

dir

で対象のフォルダがあることを確認(今回は Ubuntu )

確認できたら

rmdir /s Ubuntu

★補足
OS によっては
EFI\Boot\UEFI OS というケースもあります。

以上です。

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