ブート部分が問題で Windows が起動しない場合( UEFI / GPT 環境)

ブート領域・BCD ファイルの修復


【 ブートの修復 】


1.インストールディスクで起動

2.コマンドプロンプトを起動

3.下記コマンドを実行

bootrec /Rebuildbcd
bootrec /fixboot

※エラーが出る場合などは、他の原因が考えられます。(パーティションの破損など)


4.スタートアップ修復 2回実施

正常に起動しない場合は BCD ファイル の修復が必要


【 BCD ファイルの修復 】


1.インストールディスクから起動

2.コマンドプロンプトを起動

3.DISKPARTを実行(下記コマンド)

diskpart


4.システム(ブート)領域にドライブレターを割り当てる

list volume (ボリュームのリスト表示)

システム(ブート)領域を探す。” 標準では FAT32 で 100MB くらいの領域 ”

(例)Volume 1 システムで予約済み FAT32 Partition 100 MB 正常 システム

select volume * (上記の場合 * は 1、ボリュームを選択)

assign letter=B: ( B とドライブレターを割り当て)

exit (コマンドプロンプトに戻る)


5.BCDのバックアップとリビルドする

cd /d b:\EFI\Microsoft\Boot (作業ディレクトリに移動)

ren BCD BCD.bak ( BCD をリネーム※バックアップ)

bootrec /Rebuildbcd

bootrec /fixboot

bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL

exit


6.再起動し、スタートアップ修復を 2 回実施( 1 回目→再起動→ 2 回目)

7.通常起動を確認


※補足
ドライブレターを割り当てたものを、元に戻すコマンド
diskpart
select disk 1
remove letter=B
exit
(Windowsが起動していれば、WindowsのコマンドプロンプトでOKです。)

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