Ubuntu を使用しDDコマンドでクローンの作成

DDコマンドを使用してクローンを作成する手順


1.Ubuntuを起動します。

 CDドライブもしくは、USBメモリから起動します。


2.アプリ”ディスク” より対象のドライブを確認

 (例)
 HDD(ソースディスク)=/dev/sda
 HDD(ターゲットディスク)/dev/sdb

2.ターミナル(端末)を起動

 DDコピーコマンド(下記のコマンドを実行)

sudo dd if=/dev/sd* of=/dev/sd* bs=512 conv=sync,noerror

 ★ 注意 ★
 if = ソースディスク(コピー元)
 of = ターゲットディスク(コピー先)

 /dev/sd* の * はドライブのパス名を入れてください

 (例) /dev/sda から /dev/sdb に コピーする場合は

sudo dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=512 conv=sync,noerror

 bs=*** は値を大きくすれば(bs=4Mなど)早くコピーすることもできるが

 問題のあるHDDなどからのクローンは512が無難です。


3.コピーの進捗状況を確認する方法

 新たにターミナル(端末)を開き、下記コマンドを実行

 進捗コマンド

sudo sh -c 'while true; do killall -USR1 dd; sleep 2; done'

 で、進捗状態を確認できます。

※Fedora で進捗を確認する場合は、下記コマンドを実行

watch -n 60 pkill -USR1 dd

 60 = 60秒間隔

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