Windows\Temp フォルダに cab_**_* が大量に作成されてしまう時の対処方法

TEMPファイルの容量が大きくなり容量が少なくなる


C:\Windows\Temp フォルダーに cab_**_* (*=数字)というファイルが
作成され容量を圧迫してしまう場合の対処です。

C:\Windows\Temp\cab_**_* は、Windows Module Installer Service によって利用される
CBS.log を圧縮する際に利用される一時ファイルとなります。

その為、CBS.log を圧縮する際に問題が生じると、正常に削除されず残ってしまいます。

対処方法としては、以下のファイルを削除(または移動※1)します。

C:\Windows\logs\CBS\CbsPersist_***.log
C:\Windows\logs\CBS\CbsPersist_***.cab
(*=数字)

次に、以下のファイルを削除

C:\Windows\temp\cab_**_*

再度、作成されないかどうか確認してください。



- 各種ファイルについて -

cab_*_* は ".cab"ファイル生成失敗時に作成される一時ファイル

CbsPersist_***.log は、更新プログラムの適用などのログのバックアップファイル

CbsPersist_***.cab は、上記 CbsPersist_***.log が正常に圧縮された時のCabファイル

※1 CbsPersist
更新プログラムの適用時に問題が発生している際には削除ではなく移動を推奨
※1 CbsPersist_***.log
ファイルサイズが大きい場合や破損している場合、開けない場合には削除

– 原因 -

cab_**_* ファイルは、CbsPersist_***.log ファイルサイズが 2GB 以上である場合や
破損している場合に CbsPersist_***.cab の生成に失敗します。
失敗した場合 C:\Windows\Temp フォルダーに cab_**_* ファイル残ります。
そのため、CbsPersist_***.logの破損などの問題が解消されない限り
C:\Windows\Temp に cab_**_* ファイルが作成され続けるということになります。

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