Windows8 , 8.1 , 10 ログイン後 デスクトップの画面がフラッシュする際の強引な修復方法

画面がフラッシュしてタスクマネージャーしか起動できない


タスクマネージャーから”ファイル名を指定して実行”も開かない

もちろん、以下の作業を実施しても改善されない

セーフモードとコマンドプロンプトで起動(別記事:セーフモード)

・cmd(管理者)にて

sfc /scannow

dism /online /cleanup-image /restorehealth

以下は、通常起動のコマンドプロンプト( Powershell )でしか機能しません


・powershell(管理者)にて

Get-AppXPackage -AllUsers |Where-Object {$_.InstallLocation -like “*SystemApps*”} | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}

システムファイルの破損等が原因で、修復できない時

強引に修復する方法です。


1.cmd.exe(コマンドプロンプト)のコピー


C:\C:\Windows\System32 にある cmd.exe を以下フォルダにコピー

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

※コピー方法は、インストールディスクでコンピューターの修復
のコマンドプロンプトを使うなり、Ubuntuなど別の外部ツールを使用でも可能


2.コピー後、通常起動しログインする


ログイン後、フラッシュ状態が続きますがコマンドプロンプトが開きます。
(※タイミングによっては開かない場合があるので、その際は再起動)


3.コマンドプロンプトから Windows の setup.exe を実行する


コマンドプロンプトが開いたら、光学ドライブにWindowsインストールディスクを挿入

※対象のOSと同じディスクを使用してください。

光学ドライブのドライブレターがわかっていれば

x:\setup.exe と入力しセットアップを実行してください。

※光学ドライブのドライブレターがわからなければ
dir d: や dir e: と入力してみて
boot,efi,sources,bootmgr,mediameta.xml,setup.exe など一覧がでてくれば
そこが光学ドライブのインストールディスクです。


4.セットアップが開始されれば、そのまま次へ進みます。



5.インストールの開始


☑ Windows* をインストールする
☑ 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ

と表示されていることを確認し、「インストール」をクリックします。

画面がフラッシュしながらもインストールは進むのを待ちます。
再起動後、継続しながら進めるとログイン画面まで行きます。
ログインし症状が改善していたらOKです。


このように Windows を上書きする際は、起動している状態で
SETUP を実行しなければ、設定などを引き継ぐことができないため

インストールディスクから起動して、アップグレードを選択しても不可です。
強引な方法でインストールするため、PCの状態によってはセットアップが
正常に完了されない可能性もあるため最終手段と考えてください。

最後に、無事終わったらスタートアップに入れた cmd.exe は削除しておきましょう。

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