macOS Sierra 10.12 へアップグレード 注意点メモ

【 macOS Sierra 10.12 アップグレード対象について】


・アップグレード対象モデル
iMac (Late 2009) 以降
MacBook (Late 2009) 以降
MacBook Pro (Mid 2010) 以降
MacBook Air (Late 2010) 以降
Mac mini (Mid 2010) 以降
Mac Pro (Mid 2010) 以降

モデルの確認は Apple のページ でシリアルを入力すれば確認できます。

・アップグレード対応システム
OS X El Capitan v10.11
OS X Yosemite v10.10
OS X Mavericks v10.9
OS X Mountain Lion v10.8
OS X Lion v10.7

※補足
OS X Snow Leopard v10.16.8 を使用している場合は
一度 OS X El Capitan v10.11 へアップグレードしてから
さらに macOS Sierra 10.12 にアップグレードする必要があります。


【機能に関して】


・PPTP プロトコルによる VPN をサポートしない
企業や学校などで PPTP プロトコルを使用した VPN を使っている場合は問題があると思います。

・Gatekeeper(ダウンロードした App から保護する機能)の設定項目の変更
今まで(以前のバージョン)は

” Mac App Store からのアプリケーションのみ許可”
” Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可”
”すべてのアプリケーションを許可”

という項目の選択が可能で”すべてのアプリケーションを許可”を選択すれば
ダウンロードした Apple で確認されていないアプリも実行できましたが
Sierra からは”すべてのアプリケーションを許可”の項目が削除されています。
その為、確認が取られていないアプリの実行ができない状態になります。
但し、ターミナルで以下のコマンド実行することで実行できるようになります。

sudo spctl --master-disable

戻す場合は

sudo spctl --master-enable

・Javaに関して
OS X El Capitan v10.11 で、Java 6 をサポートする
最後のバージョンとしてリリースされましたが
macOS Sierra 10.12 では、Java 6 がサポートされなくなり
Adobe も、CS6 製品についてはサポートしないと発表しているため
CS6 製品を使っている場合は要注意。
( El Capitanか らのアップグレードで動作こともあるみたいですが真偽は不明です。)

・MacOS のフォーマット HFS がサポート終了
古いMacなどで使用されている HFS(ファイルシステム)が Sierra では読み込みもできなくなります。

macOS Sierra 10.12 は、OS X El Capitan v10.11 から大きな変更があるため
他にも、周辺機器、ソフトウェアなど問題となっていることもありアップグレード時は
動作環境などを調べてからアップグレードするのが良いです。





★メモ★ OS X El Capitan v10.11 へのアップグレード対応モデルとシステム★


iMac (Mid 2007 以降)
MacBook (Late 2008 Aluminum, Early 2009 以降)
MacBook Pro (Mid 2007 以降)
MacBook Air (Late 2008以降)
Mac mini (Early 2009 以降)
Mac Pro (Early 2008 以降)
Xserve (Early 2009)

OS X Yosemite v10.10
OS X Mavericks v10.9
OS X Mountain Lion v10.8
OS X Lion v10.7
Mac OS X Snow Leopard v10.6.8

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